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だめな大人ですか?いいえ、誰でも。
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本編の内容はともかく、おまけが書き下ろしとはいえ短編と特性スリーブジャケットくらいだったせいで、どこか物足りなかった印象が強かったという人、地味に多いと思うんですけど、この本は、そういうもやもやを全部補完してくれる素晴らしい内容になっています。

ほぼ同時期に発売になっている、コミックス7巻の特別限定版である「ドリフターズ・オブ・ザ・デッド」までをも網羅した内容になっていて、各キャラ声優へのインタビューをはじめ、設定資料、監督のお薦めやら設定、美術に至るまで完全網羅!
お値段もそこそこいいですけど、それに見合う内容になってるかと思います。お薦めです!


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 もう一冊が、スピンオフギャグマンガ「ハイスクール・オブ・ザ・ヘッド」。
まあギャグマンガはツボが人それぞれだと思うんですが・・・ごめん、俺ドツボだった(;´∀`)




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と、いうわけで、遅ればせながら学園黙示録が完結ー!
コミックス7巻の特別版特典である「ドリフターズオブザデッド」は、まあ短い時間で結構楽しめる番外編に仕上がっていました。

過剰な期待はしちゃいけないですけど、はははって笑っちゃうような百合シーン満載です!下品!ww
しかし、まあこれ以上を求めると、たぶん単なるエロビデオになっちゃうと思うのでしょうがないのかも(*_*;


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イツワリノウタヒメは、BDで済ませて結局劇場には行かなかったというのに、サヨナラノツバサは、昨日2回目観てきました。

というのも。
1回目観たときどうにも納得できなかったのです。
特に終わり方とか。

で、今回あらすじ知った上で、他の人の考察とかも事前に読んで、自分の頭を整理した上でもう一回観てみました。
うん。1回目より全然良かった。

で、思ったのは、 イツワリとサヨナラは、作品の作り方のベクトルが違うねってことでした。
イツワリ~は、前編だけど1本の映画として成立するように作られてるから、観る方は後編への期待を持ちつつ、前編だけでも満足できるしっかりした終わり方に納得できる。2度おいしい。 けど、TV版の使い回しも多くて、シェリルとのお忍びデートくらい全部新作にして欲しかったなあと。

反対に後編のサヨナラ~は、前編と違い、TV版の使い回しのないオール新作だったけど、いろいろ2時間の枠に納めなきゃいけないことや、誰もが気にする最後の幕の引き方に足を引っ張られすぎて、ほぼ崩れのない全編を通して完璧と言っていい美しい原画や、すんごい空中戦の数々が霞んでしまっているし、いくら何でも歌いすぎでは・・・と思うほど歌いまくりだった。 いや、どの歌もすんごいよかったんだけども!!

なので、1度観ただけでは、細かすぎて伝わらない数々の重要な演出をスルー(見逃)して、結論はこうでしたからこういう感想!こういう印象!!ってのが先に来ちゃったという。。。。 もちろん、見る人が見ればそれは1回で伝わることだろうし、初回から今回はすごい良かった!!ってなるんだろうけど、劇場で何回も観る人って、そう多くはないと思うんですよ。

最近のアニメ映画は、周回前提な感じがあるけれど、それは明らかに間違ってると思うのよね・・・。
とはいえ、2回観ると、ああ、ここはこうだからこうなんだな~とか、いろいろ納得しながら観れたのも事実。
なので、今回は2度目を見て良かったです。

通常、ほかの映画でもそういうのは多いと思うんだけど、サヨナラ~の場合は、それが映画の核心的な演出ことだったゆえに、誤解を招きやすい。
もちろん、公式な答えはどうなのかわからないけど、観た人が気持ちを補完する機会は得られる。
そんなわけで、とりあえず1回目に観たときの不満は、きれいに2回目で解消できました。
今回は話の展開上、シェリルの楽曲が少なめなのがやっぱり不満ではあるけれどw

早くBDでないかね?

生で二人が歌ってるとこ見たい~~!!

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観に行って来ました。
歌も作画も完璧!だけど、内容は賛否有りそうですね。

個人的には、イツワリノウタヒメの方がよかったかと思います。

歌は本当に良かった。ランカもシェリルも最高でした。

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前から見たかった劇場版天元突破グレンラガン紅蓮篇と螺巌篇をレンタルで借りてこられたので、ようやく視聴。
前提として、テレビ版はリアルタイムできっちり見ている上での感想になりますが、どうせ総集編なんでしょ?という思い込みを次元の彼方へ吹っ飛ばす出来で、大変感動してしまい、思わず感想を書かずにはいられない気持ちになってしまいました。まさに胸熱!(意味違う)

TV版が、なにか足りないけど、伝えたかった、描きたかったことはとりあえず詰め込んだ!という荒削りな佳作というならば、劇場版2作は、(あくまでTV版を見ていたファンにとっては)全体を通してのブラッシュアップと、伝えたりない部分をたして、余分だった部分は思い切って切り離した、超名作に進化していました!!

グレンラガンという作品を、一言で言うならば「ドリルは男の魂。」そんなアニメ。
生まれた時から地下で生活する人間たちは、横穴を掘ることで自分たちの村を大きくし、家畜と湧き水で細々と生きながらえている。そんな世界。
主人公の少年シモンは、兄貴分の青年カミナと、ある事件をきっかけに地上の世界の存在を知って、自由を求めて旅に出る…しかし、地上世界は螺旋王が統治する獣人の世界だった・・・!
と、書いててまさに少年漫画の王道のような展開ですね。
しかし、グレンラガンのすごいところは、真っ直ぐなところ。真っ直ぐで言うところを恥じずにひたすら前へ進もうとあがく物語だということ。
ドリル=螺旋力という考え方が相当強引なのに、なんだかすごく納得させられる力強さがあり、地下という穴の中の閉じられた世界から、舞台は地上、月、ときて宇宙、全銀河とスケールがどんどん大きくなることも相まって、とにかく今、自分はとんでもない物語を目の当たりにしてるんじゃないだろうか!?という錯覚すら覚えます。

前編の紅蓮篇では、主人公シモンが兄貴分のカミナとともに地上にあがり、仲間を得ながら螺旋王打倒を目指し、螺旋王四天王を倒すところまでが描かれています。シモンが独り立ちするところまでですね。
紅蓮篇は、キタンやグレン団の主要メンバーが仲間になるあたりのくだりに、あからさまな総集編的編集があるものの、後半はTV版には登場しない新メカ、新展開をしつつ間延び感の強かった四天王戦をひとまとめに括り、完全新作でまとめ、物語のキーワードはきっちり抑える、というえらく手間がかかってるのがわかる内容となっています。

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後編の螺巌篇は、見ていて圧倒されるシーンの連続。上には上の、さらにその上の、それよりもまだ上の、という具合に天井知らずでどこまでもスケールの大きな話になりつつも、結局ドリルは俺の魂だ!!で解決する、という一見ハチャメチャなのに、何故か納得できてしまう、そしてそれがTV版以上に丁寧に要点だけ搾って伝えてくるので、もう全編クライマックスの連続といった趣。おまけにTV版で抑えられていた(?)大人版ヨーコの過剰とも言える肉感的な超ダイナマイト(死語)ボディのリアルな揺れに、劇中のキタンじゃないですが、「このおっぱいがないと始まらない」状態になる管理人(^_^;)
おまけに今まで見えそうで見えなかったものがついに力強く描かれて感動するなど、自分の阿呆ぶりを堪能できる描写もあって、おおよそグレンラガンで求めていた全ての事を、描ききっていると言っても過言ではないでしょう。
製作者が、「やりきった!!俺、やりたい事全部やった!!」といってるのが伝わってくるようでした。
いきなり劇場版から見ても伝わるか微妙な内容ではあるものの、TV版を知っているなら間違いなくおすすめ。近年稀に見る満足度の高いTVアニメの劇場版でした。
来週公開のマクロスFのサヨナラノツバサもこのくらいの超弩級なクライマックスになってほしいものですねー。


最後に。TV版も可愛かったですが、劇場版は更に可愛かったニア。最終版の大人ニアをどこか立体化してくれないものか…。アニキは決定版とも言えるのが出てますが、シモンはまだないので、大人シモンの立体化とともにお願いしたいなあ。


 

 

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宇宙ショーへようこそ 【通常版】 [Blu-ray] 宇宙ショーへようこそ 【通常版】 [Blu-ray]
石浜真史

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宇宙ショーへようこそを見る。
のどかな田舎に暮らす5人の子供たちが巡り合う、出会いと壮大な冒険を描くスペースファンタジー!!ということなのだけど、劇場で予告を何度か見た覚えはあるけれど、ほとんど前情報一切なしに見ました。
ま、見た理由は友人の妹が美術に参加してると聞いたからなんですけど(*_*;
 
で、本編。
作画もかなり力が入っていて、背景なんて絵画のように美しい。どの場面も非常に丁寧に作られているし、子どもたちの個性がきっちり書き分けられていて、感情移入も容易。
でも、なにか物足りない・・・。何が足りないのかなあ?と思ってたら、ジュブナイルでありながらヒーロー不在なところなんでしょう。
 
役割で言えば、宇宙わんこのポチがヒーローのポジションなんでしょうが、どうもパッとしないし、肝心なところで活躍しない。では、肝心なところで活躍し、ヒーロー願望の強い夏紀がヒーロー足り得たかといえば、最後の最後までモヤモヤしていて、個人的には消化不良でした。
彼女の最後の独白シーンは見ごたえがあるし、あそこで納得してしかりなんでしょうが、そこに至るまでの心理描写がいまいち弱いと感じました。
 
また、丁寧なのはいいんですが、如何せんアニメ映画で2時間ごえは長すぎると思います。
あと30分くらい縮めて、完結にしても良かったんじゃないかと思うんですよね・・・。
それに、夏紀や周ちゃん、ポチのことは非常に丁寧に描いていますが、他の3人、特に年長さんの清と彼に憧れる倫子は後半ほぼ空気で、かろうじてUFO好きの康二の、バイト先で知り合ったインクとの初々しい人間関係にホッコリできて、これぞジュブナイル的な感慨に浸れるくらいなのは非常に惜しい。せっかくわかりやすい人間関係を書き分けてるのに、エピソードが足りないのは非常に惜しいと思います。
 
 
とはいえ、総評的には非常に完成度が高い佳作だと思います。
派手さはないものの、アニメーションが好きな人なら万人におすすめできる良作ではないでしょうか。
 

 

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