忍者ブログ
だめな大人ですか?いいえ、誰でも。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。





完了しました!

アフターストーリーに入るまでは、まあちょっと感動するシナリオもあるかもしれない美少女ゲームという枠組みをでなかったんですが、アフターストーリーではもう、何度泣いたかわからなないくらい涙腺大崩壊でした(;´∀`)

個別のヒロインのシナリオは、たしかにそれなりに練られたものであるものの、一部のヒロインを除いてごく短期間で物語が完結するため、一時的な事象に感極まってうるる・・・っていうパターンでした。
しかし!アフターストーリーを含むこの作品のメインシナリオである古河渚シナリオは、他のシナリオで回収できる伏線を全て回収して初めてトゥルーエンドへの道が開けるなどきちっとルートを踏まえて攻略していけば、そのボリューム、テーマ、展開ともに満足度が高い内容であったと思います。


拍手[0回]

PR

 一番感心したのは、アフターストーリーを通して、主人公が抱えていた全ての問題のとりあえずの決着をきっちり描いているという点。これがすごく感心しました。

それは、学生編の恋愛云々や降って湧いたような不治の病だとかだけでなく、根本的に抱える父親との確執であったり、社会に出ることの厳しさと、それを好きな人となら乗り越えられるという強さ、自分が常に誰かに支えられて生きているという事実等々です。

学生編の主人公は、世間に対して常に冷めていて、根性もねじまがっていて、読んでいてイライラするシーンもたくさんありました。
けれども、アフターストーリーでの彼のシナリオは、きっちりと、その結果がどうなったかを描いて、それでも前に進もうとする姿もきっちり描いている。
よく、「クラナドは人生」ってネタがあがってますけど、まあそれも全くの的はずれな話でもないと思います。
さすがに人生のすべてが詰まっているというのは言い過ぎだとは思いますけどね(^_^;)

◆「同棲、結婚、出産」
リアル人生においては、至って普通だとは思うんですけど、美少女ゲームでこういうことを描いてる作品って実はそう多くないのではないでしょうか。
好みはあると思うものの、どちらかというと個人的にはあまり古河渚という女の子に魅力を感じなかったんですけど、それでもシナリオがすごく良かった!というのは自信もって頷けます。
それと、ユーザーがトゥルーエンドまで到達することで、後味のよい終わらせ方で終わるところも、また、そこにいたるまでの設定(光の玉の回収と、それを集める意味)も素晴らしいと思います。

ONE、kanon、AIRとそれ以前のkey作品もとりあえずひと通りプレイしてきて、とりあえずあった安易な不治の病設定だとか、ヒロインが死んで終わりとかって、一時的に感動こそすれ、結局心にしこりが残るんですよね。
CLANNADは、その辺の弱点も、さらにもう一歩進めた作りになっていて、そこがまた、素晴らしかったと思います。

光の玉の回収という、一見意味のわからない作業が、最後の最後に意味があることを知らされ、そして、それはユーザーがなんども時間を巻き戻して(プレイし直して)、やっと辿りつける場所にいくことで叶う・・・。
すごく夢があっていいお話でした。これで、もうちょっと絵が一般的だったらねえ・・・(;´∀`)
(それでも、所々素敵な絵はあったとは思うものの・・・)








追記を閉じる▲



地味ーに、今更クラナドやってます。
泣きゲーとして有名なゲームですが、以前やっていたアニメ版を見たら満足してしまって、ゲーム本編は長らくやるきになれなかったんですが、アニメではあんまり突っ込んだ扱いのされていなかった藤林姉妹の展開がちょっと気になって、今さら開始w

で、始めるとこれがまた長い長い・・・結局クリアまでに10時間近くかかりました。
ルートが確定してからもまた長かったけれど、最後の最後までけっこうハラハラしたシナリオ展開で、時間を忘れて読めた感じ。
展開が非常に丁寧で、キャラクターに愛着湧きやすいですね。絵のデキに激しく差があるのはどうかと思うものの、全体的に塗りが非常にきれいな絵ばかりで、大画面でみても負けないクォリティだったかと思います。

最初のうちは、もじもじでイライラさせられっぱなしの妹のほうも、途中からそんなことなくなって、積極的にがんばる姿は心が動かされますね。ショックを受ける姉と、自分の本当の気持の間の故動く姿などまさにハラハラな展開でしたw


いやー、恋愛ものはドロドロがあってこそだと思う。
こういうシナリオはお約束なんだろうけど、すごくいいね。幸せ感があって。

んなわけで、また、ちょこちょこ進めていこうと思います。
古典的面白さですねえ。



拍手[0回]