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だめな大人ですか?いいえ、誰でも。
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そんなわけで、Xbox360版「トータルイクリプス」の実績コンプリートしました。
プレイ時間は、あまり飛ばさずセリフをしっかり聞いて約40時間ほど。やや最後は駆け足だったアニメ版と違い、おそらく当初より製作者が描きたかったのであろう予定していたシナリオは描ききった形で完結しており、マブラヴオルタネイティブとも、時間軸がかぶるシーンも登場するなど、見どころは多い内容となっています。

ただ、あえて最初に書いておきますけれど、クォリティにムラが目立ち、調整に割く時間を完全に取りきれないままの発売になったことが容易に想像できる出来・・・ではあります。
誤字・脱字・セリフ読み違い、セリフの指定ミス(本来は違う声優がしゃべるべきセリフを、別の声優が喋ってる)など、素人目に見ても結構あるので、深刻ではないにせよ相当この手のミスが多いほか、ブリーフィング画面なのに、作戦内容が画面に表示されない、などの作業量の短縮された跡なども目立ちます。(ただし、最終局面などではきちんと入ります・・・)

また、ゲームとしては元々このシリーズはマルチエンディングではなかったにせよ、遺書などの若干のヒロインによる分岐がオルタネイティヴではありましたが、本作はがっつりダブルヒロイン(篁中尉とクリスカ)な展開なのに、内容は一本道なので、分岐など皆無です。これは個人的に一番寂しかった。是非、もう一人のヒロインルートも作ってください!!

シナリオ的には、そもそも作品の主軸は帝国軍の次期戦術機開発であったはずなのに、いつのまにかユウヤ・ブリッジスの生き様になってしまっていて、結局最終的に帝国軍の次期戦術機は何になって、それがXFJ計画の顛末を良いにしろ悪いにしろ、どう活かされたかを描ききっていないというのも大いに不満ではあるわけです。
具体的には、ネタバレになるので以下、反転。

設定上の顛末では、最終的にステルス機能が特色のF-15J陽炎改修機であるF-15SE(サイレントイーグル・月虹)と不知火弐型フェイズ2が争って、帝国軍官僚がステルス欲しさに月虹にほぼ決まりかけていたものを、煌武院悠陽殿下の「未だ地球からのBETA駆逐すら適わぬ今、人類同士の戦に備えた正面装備調達など愚者の胸算用である」と一蹴して不知火弐型が採用されたという経緯があります。
一方で、劇中で登場する不知火弐型の最終バージョンであるフェイズ3は、アクティブステルス装備のYF-23ブラックウィドウⅡとほぼ同型機であったことからも、煌武院悠陽殿下が言われた、人類同士の戦に備えた正面装備ってやつを、普通に不知火弐型も装着してる訳で・・・そもそも月虹と規格争いする意味が無いのでは?そもそもなんでフェイズ2なの?というところの疑問に対する答えがほしい!欲しいのよ!アージュさん!!


いずれにせよ、既存の改修点の多さや、加えるべき要素の多さから考えても、率直に言って本作はベータ版、本作っぽくいうならBETA版といえるのではないでしょうか。
改修を重ねて、完全版になったPC版の登場を、是非に願うところです。


なんだか文句ばかりになってしまいましたが、マブラヴオルタネイティヴが大好きで、感銘を受けた人ほど、気になる要素はきっと多いと思うのは偽らざる気持ちです。とはいえ、数々のキャラクターたちは魅力的ですし、話もキレイにまとまっているので、やって損はないと思います。
ただ…どうしても、ユウヤの考えを理解出来なくて、感情移入が最後までできなかったのが率直にいって残念ではありました。PC版はよ!いや、その前にクロニクルズ04か。






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一部塗装、スミイレ、継ぎ目消しなど、いろいろ楽しく勉強になったキットでした。
もうすぐ完成!

次はこれを作る予定!


我ながらハマりすぎだろ…(@@;)

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マブラヴ オルタネイティブマブラヴ オルタネイティブ

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プレイすること40時間。
ついに・・・ついに!マブラヴ オルタネイティブがエンディングに到達しました!
おおおおおお。・゚・(ノД`)・゚・。

ついでに実績も1000にしました~(>∀<)


UNLIMITED編のエンディングである「絶望の未来」を避けるために、どこまでもどこまでも連綿と続く絶望の回廊を走りぬけ、その先に見える一筋の希望を掴みとる・・・・そんな、プレイヤーをどこまでもどこまでも精神的に追い込み、BETAというトラウマを植え付けてくれた本作。

けれど、それ以上に、多くの大切な仲間と心ゆさぶれる熱い思いの数々に、何度もむせび泣かされ、主人公白銀武(しろがね たける)と一緒に心の成長をしながら、たくさんの戦友たちの屍を超えて迎えたエンディングです。まさに感無量。

ゲーム的な分岐は、ほぼ全くない一本道の内容ですけれど、社会的に様々なシガラミが多かったり、多かれ少なかれ守るべきものを持って生きてるオッサンには、すごく応えるシナリオ展開でした。あと名言が実に多いのが印象的。若干説教臭い気がするけど、ガツンとくる言葉が多いような気がします。




それと、前作では結局登場しなかった敵であるBETAが、本作ではイヤというほど出てきて、ゲップを通り越してトラウマになること間違いない恐怖を植え付けられました。
BETA怖い。BETA超怖い。中でも戦車級が色といい形といいダメですねー、生理的に・・・(^_^;)
圧倒的な物量の前には、どんなに単騎の能力が秀でていようが無意味であり、「戦いは数だよ、兄貴」といった人の気持ちを身を持って知ることになりました。


人物では、もちろん千鶴!・・・と言いたいところですが、オルタネイティブのみ見ると、月詠中尉がEXTRAとのギャップを含めてかっこよすぎでした。
彼女が搭乗する赤い武御雷もそうですが、ほぼ無傷で毎回帰ってくる技量もしびれるものがありますね。


EXTRAではメイドさんだった月詠中尉。UNLIMITEDやオルタでは、凛々しくてかっこいいです。

また、EXTRA、UNLIMITED、そしてオルタネイティブと、たくさんの時間を共に過ごしてきた主人公「白銀武」の心の成長も、プレイヤーの気持ちとうまくリンクして非常に清々しかったと思います。
EXTRAのタケルと同一人物とは思えないくらいに大人になりますね。経験によって人は成長するんだなあ(しみじみ)。


それと、忘れてはならないのが主題歌の存在。
これがすごく熱いんです!
抽象的な表現しかできないのがもどかしい・・・。
オルタといえば「未来への咆哮」というくらい有名な曲らしんですが、JAM Projectが実際にゲームをプレイしてから作った曲、というだけあって、作中の雰囲気や心情をよく表現したJAM Project随一の名曲じゃないでしょうか。
思わずmoraで、挿入歌である「Carry On」と一緒にぽちっちゃいましたw
箱版の主題歌である「Metamorphose」もかなりいい曲なんですけど、なぜかCD化されていないので、PS3版(主題歌変わっちゃいましたが)も出ることですし、早めの登場を願いたいところです。




さて、長くなりましたが、マブラヴオルタネイティブ、間違いなく名作です。
EXTRA、UNLIMITEDと完全にプレイしないと楽しみが半減してしまうという敷居の高さはあるものの、その敷居を超えてでもやる価値は十二分にあるんじゃないでしょうか。
ちょうど、現在関連作品である「マブラヴオルタネイティブ トータル・イクリプス」もアニメ放映中ですし、PS3版も発売されます!なんというタイミングの良さ!未プレイの方には是非おすすめですよ!


・・・そして、全てを終えて、なんだかすごい喪失感が僕を支配するのでした・・・。








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白々しく、久しぶりにプラモデルにまで手を出す始末って奴です。
以前書いたように、出てくるキャラでは榊千鶴が何はともかく一番好きなんですが、彼女が最後に搭乗する機体が、武御雷Type00Fの赤(ツクヨミ中尉機)なんですけど、これは見ての通りの山吹色なので、塗り直し予定なのです。
現在アニメも放映中の、トータルイクリプスに出てくる篁中尉機ですね。これはこれで、ロボットで黄色いのも珍しいので、真面目に作ってみたいところではありますが。

久々に大仕事の予感…!

それにしても悪そうな顔してるよねー(笑)

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お久しぶりです・・・


最近、贔屓にしているゲームショップ1983さんのセールでたまたま買った、「マブラヴツインパック」をやり始めまして・・・その面白さに、自分でも引くくらいのめり込んでいます。
お、おもしれええええええええ・・・・・!!!

今年は、ADVとしてはルートダブルという名作があったんですけど、ごめんなさい、正直それを余裕で超えるのめり込みっぷり・・・。
理由としては、マブラヴ自体は、ド直球なハートフルな恋愛モノだったのですが、その中のヒロインの一人である榊千鶴のシナリオで、不覚にもオッサン胸キュンしちゃいまして・・・・(///)

メインヒロインである幼馴染の純夏や超金持ちの謎の転校生冥夜を差し置いて、脇のメガネっ娘でおさげの委員長キャラ。
自分でも何故だとは思うのですが、やってみると、もうなんというか、これ以上ないくらいにオンリーワンのヒロインだったのです(自分にとっては)。

あまりにも好きすぎて、言葉で表現するとドン引きまちがいなしなので、ここはあえてスルーしとこうと思います。。。


Copyright (c)アージュ 眉毛が凛々しい榊千鶴さん

アージュのゲームは、それまで「君が望む永遠」くらいしかやっていなかったのですが、なんていうか、恋愛において、有耶無耶にしたいところ、というか無意識に避けて通りがちな部分に、真正面から切り込んでくる、まさにド直球ストレートな内容なんですよね。
真っ直ぐすぎて、どこか説教臭くなっちゃっているものの、個人的にもそうであって欲しいという願望も含めて展開がすごく好きです。
純真な内容が心を打ちますね。いかに自分が心汚いおっさんに成り果てたかを痛感して、胸が痛くなりました。

ちなみに、マブラヴはスタート当初は【EXTRA編】というよくある学園恋愛物な内容なのですが、メインヒロインである前述の二人をクリアすると【UNLIMITED編】というのがプレイできるようになります。
そして、この【UNLIMITED編】の存在こそが、2003年発売のマブラヴが、未だに語り継がられる名作と言われる所以ともいえる内容なんじゃないでしょうか。(多分)

内容としては、EXTRA編の人物設定は基本踏襲しつつも、それまでいた世界とは全く違う並行世界で、宇宙生物であるBETA(ベータ)と人類の闘争を描いた本格SF劇となっているんですよね。しかも人類側の劣勢という。
敵宇宙生物BETAや、その宇宙生物の登場によって現実とは異なる進化体型をたどった人類側の兵器「戦術機」など、時代設定やメカ設定が非常に良く出来ていて、リアリティがあり、且つEXTRA編で見知ったキャラが立場や境遇を変えて登場するだけに、グイグイ内容に引き込まれます。

それと、それまでの元の世界の住人である主人公が、この並行世界で経験し、見聞きすることの驚きや、発見などが非常にプレイヤーである自分とリンクして、より没入感を高める結果となっているのも忘れてはなりません。


現在、【EXTRA編】【UNLIMITED編】を終え、マウラヴの実績は1000に到達。
そして、【UNLIMITED編】の直接の続編である「マブラヴ オルタネイティブ」を始めたところです。

はっきりいって、時間が許す限り延々とやりたいところなんですが、現実そういうわけにも行かない事象が社会人としては多く、歯痒い毎日です。。。
でも、一回始めると、軽く2時間があと言う間に流れてしまうってほんとうに怖いし、あと久しぶりで新鮮な驚きでしたw


純粋に面白いです。
ゲームとしてどうこう、というのはないですが、本当に久しぶりに会心のシナリオ内容とキャラに出会えたなあと思うのでした。
はあ、千鶴かわいいよ千鶴♡


いやー、これから、またいろいろ関連作品やら読み漁りたくなるんだるなあ~。うずうず。
オルタネイティブ制覇はまだまだ先が長そうです・・・。






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