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だめな大人ですか?いいえ、誰でも。
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<wikipediaより>
セガエイジス2500シリーズ(SEGA AGES 2500シリーズ)とは、セガの過去の名作を2500円(税抜)の廉価版ソフトとしてプレイステーション2で発売するシリーズである。当初はSIMPLEシリーズで廉価版ソフトのノウハウを持つD3パブリッシャーとセガの合弁企業であるスリーディー・エイジスから発売していたが、Vol.16以降はセガからの発売となっている。


趣味のセガエイジス2500ご紹介シリーズ第8回は、ポリゴンレースゲームの元祖!セガの技術は世界一ィィィィ!!と当時、本気で思わせるだけの圧倒的なまでの存在感を完全再現?いや、動きだけは本物以上に頑張っている「V.R. バーチャレーシング -Flat Out-」です。



<概要>
・メガドラ、32X、セガサターン・・・ハードの性能限界を、技術の力で底上げする・・・そんな、「意地の象徴」としての魅力。
・あの鈴木裕氏が監修してるだけあって、見た目は全機種随一。秒間60フレームも再現している。
・とはいえ、純粋にAC版バーチャレーシングの操作感覚ともまた別物・・・
・従来コースに3コースが新規コースで追加。車種も4種増えている。




メガドライブ時代からのセガ好きなら、感慨深さもひとしおであろうバーチャレーシング。「セガバーチャプロセッサ」とか、「特殊カートリッジ」とか、本気で胸が熱くなるものがあります。
ポリゴン?はあ、なにそれ?という時代に、僕の脳髄に落とされた爆弾。それを始めて見た時の衝撃を一言で言うならそれです。
業務用基板MODEL1で作られた、角張った、でも奥行きのある不思議な空間表現に、度肝を抜かれました。



今となっては単なる棒人間の延長のように見えてしまうピットクルーや、のっぺりしたテクスチャのないポリゴンのレーシングカーも、それまでのドット絵では決して表現し得なかった、視点の変更や、凝った空間表現を可能にしました。
それまで、どこまでいっても一枚絵がアニメーションしてるイメージでしかなかった表現に、空間の概念が生まれる・・・謂わば、次元の壁を超える技術革命だったわけで、その衝撃たるや相当なものでした。
ろくに普段レースゲームをやりもしない僕のような人間でも、思わずシートに座り、コインを投入してしまう魅力が、このゲームにはあったのです。



さて、そんな当時技術革命の象徴といえたバーチャレーシングですが、家庭用には前述のようにハード的な限界を新規チップを載せた特殊カセットで解決したメガドラ版や、メガドラ版をベースにさらにゲーム的な進化を遂げた最も評価の高い32X版。なぜかタイムワーナーから発売され、内容も迷走気味のセガサターン版に続いて4度目の移植(2012年現在最後の移植作)となります。
バーチャシリーズの生みの親としても有名な鈴木裕氏が監修しており、見た目の再現度はかなりのもの。
また、プレイステーション2の性能を活かし、秒間60フレームを実現しており、ぬるぬる動きます。



モードは、おなじみのアーケードモードに連戦方式のグランプリモードなどが加わり、グランプリモードで優勝することで使用車種が増加します。
また、グランプリモードの追加に合わせてコースも3種増えています。
ただ、、、、なんというか、操作しているとどうも感覚がおかしいんですよね。さわり心地はかなり別物となっており、フォーミュラ-カーなのにやたらドリフトするような挙動をします。コーナーでのブレーキングの音が気になってしまうくらいキー!キー!うるさいです。
おまけに、クラッシュした後の立ち上がり1秒で200キロ近くまで加速するような超トルクを醸しだすモンスターマシンなので、ドライバー重力で死んじゃいそうですよねw
このため完全移植!!とは言い難いものがありますが、別物として遊ぶとそれなりに楽しめる作品にはなっています。
ただ、今更バーチャレーシングをやりたいユーザーが、当時を知らないユーザーである確率ってどれくらいなのよ・・・と思わずにはいられないわけですが。


アーケード版の登場が1992年というので、あんな技術の最先端を感じさせるタイトルも、20年も前のゲームになってしまったのですね・・・改めて時代の流れを感じます。
実際にプレイするとイマイチかなーと思ってしまうものの、単純にゲーム画面を眺めてるだけなら、すごく楽しいバーチャレーシングでした(ぉ




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