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メタルギア ライジング リベンジェンス(通常版)メタルギア ライジング リベンジェンス(通常版)

コナミデジタルエンタテインメント 2013-02-21
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あのメタルギア・ソリッドの公式外伝にして、雷電が主人公のアクションゲーム「メタルギアライジング リベンジェンス」をようやくクリアしたので、レビューをお送りします。
プレイ時間は、(クリアまでストレートで行くなら)5時間ほど。キャラクターや武器の強化を含めて何度か周回した時間も含めると、10時間ほどでした。(要は都合3周ほどしてようやくボスを倒せましたw)
このプレイ時間が短いとかよく聞くんですが、個人的にはばっちり満足なボリュームでした。
いたずらにダラダラ長いゲームが多い昨今において、小気味良くさくっと遊べるボリュームで大変よろしかったかと思います。
ただ、VR訓練のコンテンツがあまり好きではないこともあって、アレでなんとなく嵩増ししている感じがあるのは正直どうかと思いましたが・・・。

さて。
メタルギアといえば、敵に見つからずに潜入する、所謂「ステルスゲーム」の代表格でしたが、今作のライジングリベンジェンスでは、主人公がスネークではなく、MGS2で初登場したスネークのコードネームを背負った男、雷電ということもあり、そのアクションの要は「斬撃」。とにかく斬って斬って斬りまくる爽快なアクションゲームとして生まれ変わっています。

看板に偽りなく、とにかくこれまでのメタルギアの先入観念が全て吹っ飛ぶレベルで爽快なアクションゲームとかしている本作ですが、開発は、ベヨネッタやヴァンキッシュなどで今をときめくプラチナゲームズです。
二種類の攻撃ボタンを適当に押すだけでもガシガシ決まるコンボにうっとりし、ほとんどすべての攻撃をボタンひとつでいなせてしまう「シノギ」にしびれ、とどめの「斬撃」モードで脳汁ドッパー、おまけに「斬奪」かましてヒャッハーってな感じです!
分かりにくい表現で申し訳ありませんw
でも、そういうゲームです!とにかく、スパっと斬って、吸血鬼のように敵のエネルギーを貪るんです。気持よすぎ!
このアクションの気持ちよさに、心底はまってしまい、ついつい遊んでしまいました。
アクションゲームとして、この他の追随を許さない気持ちよさは素直に素晴らしいと思います。
それと、いろいろよく言われる試しのない「QTE」も随所に効果的に配置されていて、演出の助けとなっているのも感心しました。

ただ、反面悪いところももちろんあり。
とりあえず、さんざん色んな所で見かける、プラチナゲームズさんが全面的に改修したというストーリー。
テンポ自体は悪くないものの、それにしてもストーリー的に説明が足りない描写が多すぎです。
特に人物の描写は練り込みが足りないと言わざるを得ません。
モンスーン(3面ボス)とミストラル(1面ボス)は、まあ、そんなものかですむと思うのですが、サム(6面ボス)とサンダウナー(4面ボス)は、ストーリーの根幹に関わる敵なだけに、ちょっとあっさりし過ぎな気がしますね。
また、それでもラスボスあたりまでちゃんと筋が通ったストーリーだった展開も、ラスボス戦のせいでそれまでの設定を全部台無しにしちゃっているのも、やっぱりどうかと思います・・・。

次にアクション面では、自由斬撃モードというのがあり、ある程度自由に斬撃できる状態があるのですが、指定通りの方向に斬らないといけないという指定がつく場面が何度かあり、それが全然デキない(苦笑)というのもイライラを助長してくれましたw

それと、後半面にいけばいくほど敵が硬くなり、なかなか爽快に斬りまくれなくなるというのも不満です。敵の攻撃をジャストタイミングで「シノギ」することで、カウンターでQTEが発動して一気に斬撃モードに入れるのですが、それを上手に活用しないとなかなか敵を倒せなくなってくるのです。
ある程度武器の強化で改善はされるものの、やっぱりちょっともったいない気もしますね・・・。




た・だ!
初回封入特典である「サイボーグ忍者」のコードについてくる「フォックスブレード」の性能がとにかくとんでもなく、ほとんどすべての敵を一撃で斬り伏せる切れ味を実現しているため、コレを使えばそういう不満は全て吹き飛びます。
ニンジャの衣装も一緒に使えば、君も今日からフランク・イェーガーだ!


以上のように、馬が合えば非常に楽しいゲームではあると思うのですが、いろいろ惜しい部分が多々見受けられるため、これからのDLC展開で、ボスたちのストーリーをもっと補完してくれたり、ステージを追加してくれないかな~という甘い期待を抱いておこうと思います。
VR訓練は、そこまで力入れなくてもライジングの場合は問題ないので、その辺でいろいろ力を発揮して欲しいところ。



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