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メタルギア ソリッド 4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット PLAYSTATION 3 the Best(トロフィー機能対応版)

トロフィー対応版の発売後に入手して以来、ちょこちょこと進めていたMGS4を、いよいよ来月にライジングリベンジェンスもでることだし、話がわからないと面白く無いかも、という強迫観念にとらわれて、急ぎ足でプレイ再開、本気で取り組むと思ってたよりも面白くて(失礼)、ぐいぐい進めて、先日ようやくエンディングとなりました。
プレイ時間は、最低難易度で全部で12時間くらい。そんなにプレイ時間は長くなかったですが、ひと通りシリーズを遊んできたせいか、そのシナリオの集大成っぷりに感動とまでは行かなくても、さすが!と言わずに入られませんでした。
では、内容について触れる前に、ざっと自分のMGSについての思い入れなんかを振り返ってみようかと思います。



シリーズでは、やはり一番やりこんで、衝撃度も大きかったメタルギアソリッド(PS)が好きです。

当時学生だった自分は、攻略本片手にノーキルクリアが普通にできるほどやりこんだ記憶がありますが、やっぱり何はなくともそのストーリーが衝撃でした。
特にそのキレたキャラクターと悲しい宿命で、誰もの印象に残ったであろう「サイボーグ忍者」の存在感は圧巻。脇を固める中ボスたちのネタっぷりもよかったですし、うまく様々な兵器を使わせる展開もゲームとして面白いと感じれました。
当時のゲームで、スナイパーライフルの有用性を思い知ったのは、多分あのゲームがはじめてです。いかに平和なゲームしかしてなかったがわかりますけど・・・w
また、ストーリーもうまくまとまっていて、若干しつこい部分はあれど、ある程度理解できる範囲の内容だったと思います。音楽も秀逸。まさいPS1の誇る大傑作だと思いますね。



で、そんな大傑作の続編のメタルギアソリッド2(PS2)も、当然みんな期待するわけです。
そして、実際に劇中のタンカー編までは、誰もがその展開に期待したはずでした!・・・が。

誰もが驚く新・主人公「雷電」の登場にステーンとなるわけです。
メタルギアといえばソリッドスネークの物語。それが、急に違うキャラクターをメインで操作するわけになるわけで、あれ??となることはむしろ必然でした。
しかも、悪いことにシナリオがまた変に小難しい。いや、MGSシリーズ全体を通して言えますが、やたら小難しい世界事情をさも知ってて当然とばかりにダラダラと説明してくれるのは、ありがたいと言うよりも「あっそう・・・」のレベルです。
加えて新キャラ雷電の精神が不安定なこともあって、プレイヤーはわけもわからず「???」となることが多数。・・・アクセントのレベルならいいんですけどね。MGS2はシリーズの中でも屈指の説教臭さがある作品でしたし、魅力を感じるキャラクターも1から登場してるキャラのみで、後はどれもうそ臭い(ソリダスもそうですし、ヴァンプとか・・・はあ??のレベルでした)のばかりでちっとも面白いと思えなかったのです。一応エンディングまでやりましたけど・・・正直またやりたいとはちっとも思えなかった。
なので、もうこのシリーズは2で終わった・・・と正直当時は思っていました。



しかし、それをひっくり返す内容だったわけです。さすが節目の3本目です。

まさかの過去編。
しかも主人公はあのメタルギア(FC)時代のラスボスであるビックボス!(が現役の頃の話) 
当時のPS2スペックでできる近未来っぽさはだいたいMGS2でやってしまっていたので、それを逆手にとっての3での舞台である過去のジャングル、そして冷戦時代に沿ったローテクの中での潜入ミッションは、まさにゲーム的な面白さへの回帰だったと思います。
また、若かりし頃のオセロットや、シリーズ最高の敵である「ザ・ボス」など、キャラクターやお話も無理の無いレベルで魅力が大復活してたのも素敵!特に「ザ・ボス」のインパクトは強く、シリーズの過去を決定づけるキャラクターでした。
ソリッドスネークは出て来ませんが、ネイキッド・スネーク(ビッグボス)は、それに負けないいいキャラだったといえるんじゃないかな。なんだかんだとシリーズ皆勤賞のオセロットも非常に良い味が出ていて、あの変なちょび髭ロン毛ではなく、この時代ではイケメンの変人のレベルだったんだなあとしみじみ思えますw



で、時は流れて4本目です。ハードも変わってPS3ですよ。現行機。
この間、アナザー的な作品は何本か出ていたものの、ナンバー作品はコレだけ。
そして、、、、

主人公スネークは、なぜか爺さんになっているという衝撃!!
スネークが老人になってからの話というわけではなく、時代的にはMGS1から9年後です。
ソリッドスネーク最後の戦いを描いてるだけあり、まさにシリーズの集大成と言える内容です。
過去のシリーズの登場人物の面影を背負った敵キャラや、狙った演出、パロディにいたるまで、まさにこれまでシリーズに付き合ってきた人たちへのお礼とかご褒美とか、そう言えるんじゃないかと思うほどのサービス精神にあふれた良作だと思います。

話はやっぱりくどいし、説教臭さはあるし、やや製作者の自己満足の風ではあるものの、それでもきっちりシリーズを通しての謎に決着を付けるので、やっておいて損はないと思います。
ただ、なんというかシリーズを重ねるたびに思うのは、操作性が特殊で慣れない点は、最期まで気になりました。特にアクション面は、何年たっても進歩ないというか・・・うう~ん・・・言い方が難しいですが、慣れないですね。まさに。

しかし不思議だったのは、振り返ってみても4で泣いたシーンってエンディングの雷電のところだけでした。あれだけMGS2で意味不明だった彼のエピソードの結末が、ありふれてはいるものの、優しさにあふれていてああ泪・・・といった具合に。
そういう意味で、個人的にはライジングリベンジェンスで彼を操作できることが、とにかく楽しみです。


と、いうことで、今回ばかりは、PS3版の限定版を予約済み!
360のアジア版を、という選択肢がなかったわけではないんですけど、やはりMGSの声優陣に思い入れが深いので、日本語音声で遊びたいですものね。
体験版もやらずにあまり情報を入れないでワクワクしてるところなので、MGS4のエンディング以降、久しく味わってなかった発売日への((o(´∀`)o))ワクワクが止まらない僕なのでしたw









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