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<wikipediaより>
セガエイジス2500シリーズ(SEGA AGES 2500シリーズ)とは、セガの過去の名作を2500円(税抜)の廉価版ソフトとしてプレイステーション2で発売するシリーズである。当初はSIMPLEシリーズで廉価版ソフトのノウハウを持つD3パブリッシャーとセガの合弁企業であるスリーディー・エイジスから発売していたが、Vol.16以降はセガからの発売となっている。



趣味のセガエイジス2500ご紹介シリーズ第1回は、セガの誇る名作RPG「ファンタシースター」を現代風にリメイクした「ファンタシースター generation:1」です。




<概要>
・セガの名作SF RPG「ファンタシースター」の(当時)16年ぶりのフルリメイク作品
・女性主人公アリサの復讐を始まりとした、星をまたいで冒険する壮大な物語
・シリーズ伝統のキャラクター「ルツ」も登場
・当時話題を集めた「グリグリ動く3Dダンジョン」、「ダンジョンの中で開店するケーキ屋さん」など完全再現!w
・地上のエンカウント率が非常に高い


記念すべきセガエイジス2500シリーズ第一弾にして、セガの看板RPG「ファンタシースター」のリメイク作品です。
オリジナルの発売は、セガがまだハード屋をやっていた1987年。自社ハード「セガマークⅢ/マスターシステム」用のSF RPGとして発売され、当時としては目新しいSFをテーマとしたRPG、そしてぬるぬる動く3Dダンジョンが大きな話題となりました。




キャラクター監修・パッケージイラストを「ファンタシースターオンライン」のソニックチームが担当し、見た目はPSO風を目指したのがうかがい知れます。
アリサ可愛いっすなあ。女の子が主人公、というのも当時としては目新しかったですが、ソニックチームデザインのキャラクターは、大変洗練されていて美麗です。まあ、このキービジュアルと、実際の本編でのアニメ絵では大きな差があるのも事実なんですが(^_^;)




さて、本編ですが、基本的にはオーソドックスなジャパニーズRPGのスタイルを踏襲しています。
街中や、フィールドは2D移動で、やたらとエンカウント率が高いのが特徴(*_*;
ただ、一部のボス戦以外は逃げることがほぼできるので、必要のない戦闘は極力避けることも可能。
また、比較的地上の敵は硬い割に経験値が少なく、むしろ逃げること推奨という趣すらあります。



戦闘は、オリジナルが所謂コマンド戦闘だったのに対し、リメイク版はパーティーの後ろ姿を表示し、攻撃時アニメーションする「ファンタシースターⅡ」風の画面構成です。テンポは比較的良くて、アニメーションが苦痛ということはあまりない・・・かな。アリサやミャウなどの二刀流ができるキャラと、一撃が大きいタイロンのようなキャラで小気味良く戦闘を行えます。

戦闘のコマンドとして、1.たたかう、2.逃げる、3.AUTOの選択肢が最初にあるのですが、3.AUTOにしても1ターン全キャラが殴る、という固定行動を1ターン繰り返すだけで、次のターン時に再度同じ選択肢を選びなおす必要があり、あんまりオートじゃないです(^_^;)




ダンジョンは3Dで、移動は伝統のぬるぬるアニメーションで移動できます!・・・が、まあ、これも今となってはそれほど珍しいものでもないので、感動はないかも。
と、いうのも、本作のダンジョンはすべてポリゴン+テクスチャ。。。スプライト絵がヌルヌル動いた昔とは技術が違いますので、しょうがないというかなんというか。

3Dダンジョンといっても、洞窟ばかりじゃなくてしっかり建物内もありますので閉鎖的な印象はあまりないかな?
ちなみに、「アトラス」という有料アイテムを使用することで、100歩分オートマッピング機能を使用することができるので、3Dダンジョンは苦手で・・・という人(まあ、俺のことだけど)にも安心です。




かなりエンカウント率の高い地上と違い、ダンジョン内はエンカウントが低め、且つ敵キャラの強さと経験値のバランスがいいので、地上では逃げて、地下で稼ぐ、というのがこのゲームにおいては非常に効率がいいです。
なので、あまり経験値稼ぎの必要はなく、サクサク進行することが可能です。
全体を通して、非常にオーソドックスなRPGとしてまとまっていて、古き良き迷作を味わいたい、でも昔のグラフィックはちょっと・・・という人には、うってつけなのではないでしょうか。

ただ、今回久々にやってみて思ったのは、あまりにもフラグ管理がきつすぎて、街の誰かの話を聞き逃すだけでも一切イベントが進行せず、話が止まってしまうのはどうかと思いました。
例えば、町の人と会話することでダンジョンにボスが現れるフラグが立つイベントでは、1回だけじゃなく、2回3回と話しかけて、同じ事しか言わなくなって初めて次に移る、という癖を身につけるようにしないと、即効で積んでしまう恐れあり。一生ボスがでないという事態も考えられます。(フラグ立てればちゃんと出ますが、そのフラグがどこにあるのかわかりにくすぎるのも特徴です・・・幸いにも、町の人口自体がそれほど多くないので、総当たりで望めば突破口はつかめますが)

オリジナルの発売から、復刻版のメガドライブ版、セガサターン版コレクション、PS2フルリメイク版、PS2版コレクションと、Ⅱと並んで最もよく発売されている初代ファンタシースターですが、フルリメイクとして世に出ているのはこれだけですし、やる価値はあると思います。
オリジナルで美しさで話題になったサウンドは、好みはあるでしょうがよくアレンジされており、当時のファンも不満はあれどもそこそこ楽しめるかと。
攻略サイトを見ながらプレイすれば、割合サクサクいけると思いますので、機会があればぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。


<攻略サイト>
Generation Phantasy(更新終了)
うえぽんのゲームランド(generation:1の攻略サイトではありませんが、初代の攻略ページのマップなどは、ほぼ共通ですので非常に役に立ちます)




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