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久しぶりにPSPのゲームを遊んだので、ファーストインプレを書こうと思います。
アキバズトリッププラスは、アキバズトリップの廉価版ですが、ポリゴンモデルが作りなおされていたり、ロード時間が改善されていたり、ボイス量が増加していたりと、廉価版でありながら完全版という、なかなか楽しい仕様になっています。
【システム面】
最初にシステム面についてですが、無印アキバズトリップのプレイ経験はなく、廉価版で初めて触ったのでロード時間などについては比較できませんが、それほど体感速度は遅くありません。データインストールにも対応しており、レスポンスも問題ないレベル。
ただ、けっこうフリーズしますね。イベント開始時などで起こりやすいので、こまめなセーブは必須かと思います。ちなみに10時間ほどプレイして、フリーズ回数は2回ほど。
その他、セーブはマップ画面でしか行えない、という仕様に本気で気づかず、セーブポイントを求めてさまよったということもありましたが、これは説明書読まない自分のせいなので割愛w
それと、シナリオの進行に合わせて更新されるTwitterっぽいサービス「ぽつり。」は、雰囲気は出てるけど、Twitterというよりは限定チャットルームで特定の人がしゃべっているに過ぎず、しかも内容も激しくつまらなくて、完全に意味不明なものになっていて残念でした。
【戦闘】
バトルは上段中段下段に攻撃ポイントがあるアクションで、素手系(グローブなど)、片手武器、両手武器の三種類の武器のうち、いずれかを装備することができ、ショップで各武器の使い方や攻撃方法の強化などの書籍を購入することで強化ができます。
3種類の中では圧倒的に片手武器の使い勝手がよく、始終愛用していました。
ウリのストリップバトルは、脱がす相手の着ている服の知識がある(対象の書籍を入手している)ことを条件に、各攻撃ポイントの長押しによって発動し、1コンボめが決まった時点で、他のパーツも脱衣可能であればQTEが発動し、指定のボタンを押すことが出来ればコンボが発動する、という具合です。
慣れてくると、コンボが決まりやすく爽快感があります。
戦闘は、イベントによる強制戦闘や、各エリア内で唐突に戦闘が起こることも頻繁にあるので、思っていた以上に回数が多く、一般人を巻き込んだ乱戦になりがちです。
それと、ターゲットロックなどができないため、明後日の方向に攻撃したりすることも多く、結局ある程度攻撃方法がわかってくると、パターン化されてしまい、面白みは正直ネタの領域を出ません。
しかも、そこに運悪くお巡りさんが駆けつけてくると補導されてしまい、罰金まで食らうので、何かと戦うのが後半は面倒になってくるのでした(*_*;
【ストーリー】
事前情報を全然いれてなかったので、どんなもんかと期待していたんですが、まさかの吸血鬼モノ(?)でした。
つまらなくはないけれど、面白いとか、続きが気になるのでついつい遊んでしまう、というものでは全然ないです。アクワイアの他作品を見ればわかるかもですが、侍道系の淡白な展開にすごくそっくりです。淡々とお話が進む感じです。
導入部の演出まで淡白なため、本当、緊迫感が皆無です。
【キャラクター】
お話はつまらないけれど、キャラクターはそこそこ良くできていると思います。
それぞれのキャラクターは個性的で、そこそこキャラが立っています。自警団のメンツや師匠などは結構魅力的でした。
キャラデザインも、タイトルに相応しい萌えっぽさがある絵柄でゲームとしてはイマイチでも、キャラゲーとして引っ張れる要素はあるかと思います。
【まとめ】
佳作になりたかった凡作というのが自分的評価でしょうか。アホらしいとゲラゲラ笑えるくらいの突き抜けた要素が欲しかったかも。
せっかくストリップバトルという面白くなりそうな要素を、無理やりまともなストーリーにしようとすることで白けてしまったなあと。
決してクソゲーではないし、そこそこ楽しめる要素はあるけれど、面白いかといわれると、人にはオススメしないレベル。でも廉価版である、という価格的な許容ができるなら、興味があれば手を出してもいいのかもしれません。
あ、中村繪里子嬢(アイマス:天海春香)がCVで参加していて、歌まで歌っているので、そういう意味では一部のファンにはおすすめできますねw
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