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だめな大人ですか?いいえ、誰でも。
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<wikipediaより>
セガエイジス2500シリーズ(SEGA AGES 2500シリーズ)とは、セガの過去の名作を2500円(税抜)の廉価版ソフトとしてプレイステーション2で発売するシリーズである。当初はSIMPLEシリーズで廉価版ソフトのノウハウを持つD3パブリッシャーとセガの合弁企業であるスリーディー・エイジスから発売していたが、Vol.16以降はセガからの発売となっている。


趣味のセガエイジス2500ご紹介シリーズ第5回は、セガのベルトスクロールアクションの古典的名作を、フルポリゴンによるリメイクを施し、個人的には今セガエイジス2500シリーズにおいて、最も大惨事を引き起こしてしまったと思っております・・・問題作「ゴールデンアックス」です。



<概要>
・アーケード版を原作とし、格闘ゲームや海外では次世代機でもアクションゲームとして発売されている人気シリーズ
・低予算なのはしょうがないにせよ、あんまりといえばあんまりなポリゴンモデル
・単調なゲーム性、メリハリのないアクション、しょぼい魔法エフェクト
・リメイクなのに、オリジナルからカットされた要素も多い誰得仕様
・久しぶりにやると、思ったより遊べてびっくりした(ぉ


最初に言ってしまうと、33本のセガエイジス2500シリーズにおいて、個人的には最も駄作だと思っています。全く遊べなかったモナコGPよりも更にひどいデキに、原作がそれなりに好きだった僕は、当時奈落の底に落ちて行くような感覚に本当になりました・・・欝です・・・。
以来、厳重に封印されてきた本作ですが、今回久々に引っ張り出してプレイしてみたわけです・・・。



ゴールデンアックスは、今でもWiiのバーチャルコンソールや、XBLAなどでプレイすることができる、ベルトスクロールアクションゲームの古典的名作です。
ファンタジーの世界を舞台に、巨人族の末裔デス=アダーが奪った「ゴールデンアックス」を取り戻すため、バーバリアン族の男アックスと、アマゾン族の女ティリス、ドワーフ族のジジイ・ギリウスが立ち上がった!という内容。
しかし、当時のゲームセンターでは、緑のジジイことギリウスのインパクトが強く、二人プレイをすると、インパクトの強いギリウス、魔法が強いティリスが選ばれ、主人公であるアックスが使われないという事態が各地で頻発したとかしないとか。


▲今作でもギリウスのインパクトは健在!!

さて、今作ですが、とにかくいろいろ酷い事になっており、地味ながらも堅実な作りだった原作のパワーアップリメイクを期待して買うと、大火傷するという初期のSEGA AGES 2500シリーズの定石ともいえる鉄板のデキできとなっています。
2500円ならなんでもありなのか!!否!!断じて否!!という人にはオススメできません(^_^;)

ちなみに、原作の変更点で主たるものは以下。

・ライフ&残機制から、ライフ制へ(1回死ぬとゲームオーバーです。)
・コンティニューは10回固定
・ボーナスステージ廃止
・変なムービーが随所に挿入(しかし、ポリゴンモデルは・・・)

こんなところでしょうか。
このうち、残機制じゃなくなったことは、コンティニューが10回あることである程度相殺されているのですが、問題はボーナスステージの廃止。
原作では、ステージ間において、シーフ(小人)が主人公たちの寝床をうろつき、それを蹴りつけることで魔法の瓶やら肉ゲットだぜ!というのがあったのですが、それらがすっぱりカットされてます。
代わりに挿入されているのが、謎のムービー。



これがまた、全く必要性がなく、シーフ登場⇒主人公たち驚く⇒侵入者じゃなあ⇒2面スタート!で、え??結局何??みたいな感じで挿入されます。
しかし、その分ステージ中において過剰なほどシーフは登場するので、魔法の瓶や肉の取得はできるんですが、原作にあったこのボーナスステージと、マップに進行ルートを記入する描写がカットされたことで、雰囲気は確実に失われてしまいました・・・。



アクション面は、とにかく大味の一言につきます。
敵も自分も1コンボ食らえば瀕死というすごいバランスと、ワンパターンな敵の思考ルーチンで、慣れると誰でもサクサク進めることが出来る・・・と思います。
敵は多くても1画面に4体までしか出現せず、出現パターンも、2体同じ方向から出ると、追加ではさみ込むように2体出現、後方の敵はダッシュ攻撃、という大まかなパターンがあり、これが最後まで続く形です。
アクションがしょぼく、攻撃範囲もよくわからず適当ですが、敵も自分も攻撃力はそこそこあるため、爽快感はある・・・といえるのかもしれません。




ムービーがたくさん挿入される様になった割には、肝心のポリゴンモデルは御覧の有様だよ!!!と叫ばずにはいられない大惨事。ある意味すごいインパクトではあるんですけど、凛々しかった俺たちのギリウスは、もういない・・・。

あ、でもバド兄弟は、妙に目立つようになりましたので、彼らのファンは要チェックですよ!!w



ちなみに、セリフのある敵キャラが少ない中なので、ある意味すごい出世です・・。
そんなこんなでお送りしてきたゴールデンアックスですが、あえて何も言いますまい。ネタとしてなら笑える要素もありますのでどうぞ。
あと、書き忘れるところでしたが、チキンレッグを始めとする乗り物は、今回も健在ですが、チートばりに強かった原作版と比べると、反撃を受けやすい今作のドラゴンやらチキンレッグやらの乗り物勢は、余り旨みの多くないものとなってしまっています・・・。辛うじてレッドドラゴンが使いやすいくらい・・かなあ。





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<wikipediaより>
セガエイジス2500シリーズ(SEGA AGES 2500シリーズ)とは、セガの過去の名作を2500円(税抜)の廉価版ソフトとしてプレイステーション2で発売するシリーズである。当初はSIMPLEシリーズで廉価版ソフトのノウハウを持つD3パブリッシャーとセガの合弁企業であるスリーディー・エイジスから発売していたが、Vol.16以降はセガからの発売となっている。



趣味のセガエイジス2500ご紹介シリーズ第4回は、セガの誇るアーケードゲームの巨匠・鈴木裕氏の伝説的名作を、大胆なアレンジを加えることで全く新しいゲーム性を加え、独特のコレジャナイ感が心地よい意欲作「スペースハリアー」です。



<概要>
・かつて、あらゆる機種に移植されてきたスペハリの新解釈!
・ラピッドファイア、フラッシュボムなどの新武装の追加
・パワーアップアイテムにより、バリアやホーミングレーザーまで!
・擬似3Dのぐりぐり動く意欲作は、フルポリゴンのもっさり駄ゲーに!
・ガンダムで言うところの、乙ダンガルといった趣。


スペースハリアーといえば、かつて、体感ゲームの一世を風靡した伝説的名作であり、1985年に発売。後にほぼ完全移植だったスーパー32X版が1994年に登場するまで、テレビゲームの黎明期であった8bit機、ファミコンやセガ・マークⅢなどを始め、マイナーな外国の8bitPCや、最近ではケータイのアプリなど、性能面で劣るマシンで、オリジナルの雰囲気に似せて移植する荒業があらゆる機種で行われてきました。

原作であるアーケード版は、アナログスティック操作に連動してダイナミックに稼動する筐体、発色数32,000色による鮮やかな画面と巨大なキャラクターを表示できる圧倒的なハードスペック、ヤマハのYM2203(OPN)にPCMによるベース、ドラムスを加えたサウンド(作曲は川口博史による)、地平の3D表現・多重スクロール・高速スクロールなどの高い技術など、ゲームの技術進化を率先して取り入れていました(wikipediaより)。



さて、そんな偉大な元祖スペハリと、先人たちの努力によって、既に完全移植も達成されていたスペハリですが、この2003年発売のSEGA AGES 2500版で、新生します。



擬似3Dだった原作から、フルポリゴンの完全3Dとなった他、これまで1種類のショットのみであった武装が、通常ショットの他に、連射(5バースト)できる「ラピッドファイア」、画面上の敵を一層し、ボスにもダメージ効果のある「フラッシュボム」などが追加されてました。
この追加については、本作におけるノーマルショットが、元々あまり連射性の強くない武器だったため、そのままでは弱体化していましたが、この追加武装により、ある程度の火力が保てています。また、攻撃方法については割合大味だった原作と比べても、変化があっていいと思います。
加えて、今回のリメイクによる大きな変化の1つとして、パワーアップアイテムの追加があり、エリア内で取得することで、バリアやホーミングレーザーなどの追加武装を装備できます。
良く言えば初心者救済措置。悪く言えばこの時点でバランスブレイカー。



気になるポイントとして、発色や色彩が眩しく、高揚感のあるBGMだった原作と比べると、どこか暗い感じのする色彩と、はっきり改悪といえるアレンジBGMは責められていい素材だと思います・・・。
特にBGMは酷い気がしますね。。。
また、ハリアーの動きが、非常にもっさりとしており、障害物に当たっての死亡、というのが非常に多いです。
原作のクイッキーなハリアーを知っていると、このもっさりハリアー+処理落ちで、イライラ度が上がることまちがいなし。
加えて、ある一定の面に到達していないとコンティニューできない仕様のため、初心者救済措置が武装面でいろいろ講じられている割には、なかなかクリアするのは難しいゲームといえるでしょう。



以上のことからも、せっかくのリメイクではありましたが、それっぽいけど何か違うものになってしまっており、原作ファンにはあまりオススメできません。
原作主義者は、今は完全移植を達成しているSEGA AGES 2500 vol.20「スペハリコンプコレクション」の方を断然お勧めします。

とはいえ、過去、こんな「それっぽいけど何か違う」スペハリっていっぱい世に出てきたんですよね。
8bit機だったけどサ・・・。

オリジナルをガンダムで例えるなら・・・
そう、パワーアップした何か違うガンダムということで、「乙ダンガル」(byケロロ軍曹)というところです。
自分的に、妙にしっくりきましたw



ごめんよ、このオチ使いたかっただけなん(´Д⊂ヽ






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<wikipediaより>
セガエイジス2500シリーズ(SEGA AGES 2500シリーズ)とは、セガの過去の名作を2500円(税抜)の廉価版ソフトとしてプレイステーション2で発売するシリーズである。当初はSIMPLEシリーズで廉価版ソフトのノウハウを持つD3パブリッシャーとセガの合弁企業であるスリーディー・エイジスから発売していたが、Vol.16以降はセガからの発売となっている。



趣味のセガエイジス2500ご紹介シリーズ第3回は、セガの名作シューティングゲームの移植であり、3D AGES初期のまさかの奇跡wと評さずにはいられない「ファンタジーゾーン」です。




<概要>
・ポップなサウンドとパステルカラーが特徴の、フリー横スクロールシューティングの名作!
・敵を倒してお金を貯めて、有限式のパワーアップアイテムをお店で買う、今でも採用される画期的システムの元祖!
・オパオパやタイトルロゴなど、あんまり意味のないポリゴン化!
・あまり蛇足なアレンジは加えず、あえて追加ラウンド&追加ボス程度に留めることで、初期の2500シリーズにおいては、屈指の完成度に!(*_*;
・YA・DA・YO!!
・プレイヤーによって戦略が変わるフリー横スクロールは顕在。でも、連射機能もなく、シューティング初心者には若干難易度高いかも・・・


セガの横スクロールシューティングと言うと、あまり数が多くなく、それこそこの「ファンタジーゾーン」と、「COTTOn」くらいしかメジャーどころが浮かびません・・・しかもCOTTOnはサクセス開発だし(*_*;
オリジナルは1986年稼働のアーケード版で、シューティングゲームにしては珍しいパステルカラーの色使いと、陽気なサンバミュージックが楽しい異色作でした。
パワーアップ方式も、敵を倒すことで得られるお金を貯めて、お店で買う・・・という、当時RPGなどではメジャーであったものの、シューティングでは余り見ることがない「買い物」要素を取り込んだシステムを採用していて、ハードSFが多いシューティングにおいては、珍しいポップでライトな雰囲気を感じさせました。



進行は、ラウンド内に点在する敵の前線基地(10個程度)をすべて破壊すると、ボスが登場し、そのボスを倒すことで次のラウンドに進むという方式となっていて、今作においては、追加ラウンドを含めると全11ラウンドです。
自機「オパオパ」の基本は2wayショットと放射線状に投下されるボムの二種類で、どちらの武装にも連射性能はありません。ショットはともかく、ボムの方は、いわゆる危ない時に敵の弾を全消ししたり、敵を全滅させる「ボム」ではなく、単にショットよりも攻撃力が多少高い通常攻撃ですのでガンガン使えます。



私見ですが、やはりプレイヤーがゲーム内でアイテムを購入し、パワーアップすることが前提の作りになっているため、ノーマル状態では火力やスピード的などの面で、圧倒的に不利であり、慣れるまでは死にまくる可能性があります。
キツめのバランスですが、昔からのゲーマーはいいます。「これが普通だ」と。えー。



ショップアイテムの種類は、大別すると4種類。
・スピードアップ系
・ショット強化系(4種)
・ボム強化系(5種)
・1UP
優先順位が高いのはスピードアップとショット系でしょうか。前線基地対策を考えた時、放射線状に飛ぶため、ボムは当てやすくはありますが、ショットでも破壊は可能です。




敵のデザインも世界観似あわせたポップなものが中心。
しかし、最終面では思わぬラスボスが待ち受けます・・・。その時のBGM「YA・DA・YO」は、伝説の名曲の1つだと思いますね。




wikipediaによれば、これまでの移植回数は、セガエイジス2500シリーズの2回を含めて実に11回で、どれだけ愛されている作品なのかが伺えます。
今、プレイするなら、セガエイジス2500版が、プレイ可能なハード(PS2)的にも、入手難易度的にも非常にオススメですが・・・最終作であるFZコンプコレクションもメーカー在庫が切れてしまったようなので、今が入手の最後のチャンスかも!?

<<2011.10.26追記>>
なんと、FZCCは再生産された模様です!
まだ新品での購入も可能なようなので、ゲームショップ1983さんにお問い合わせてみては。




昔から名作と名高いファンタジーゾーンではあるのですが、個人的には殆ど思い入れがなく、自分の腕のなさもあってそれほどやりこんだ思い出もないんですよね・・・(-_-;)
しかし、ファミコン版のデキがハードの割にすごかった!だとか、メガドラ版のスーパーファンタジーゾーンはすごくいいよね!とか、そういう噂はよく聞いた覚えがあります。昔から愛されていたのですねえ。
とはいえ、今の、ぬるくて親切なシューティングになれていると、この見た目は柔らかいのに、実は死にまくって覚えるタイプのゲーム性は、シューティング初心者にはちょっとキツイかなあと・・・。楽しくなる前に心が折れるというか・・・。

今ファンタジーゾーンをリメイクするならどんなでしょうか。
さすがに、オパオパが美少女になったりだとか、弾幕シューティングになったりだとかはないでしょうが・・・
難易度の高さを感じた要因としては、
・自機のスピードの遅さ
・火力の少なさ
・敵の配置と数
なのかな?そんなわけで、お金を自動回収できて、パワーアップアイテムの取得がもっと容易にし、もっと派手さを高めると・・・あれ、それなんてトラブルウィッチーズ・・・(*_*;


とりあえず、びっくりするようなデキが多い、初期のSEGA AGES 2500シリーズにおいては、郡を抜いて評価されている作品であり、シリーズファンがもちろんですが、シューティング好きにもお勧めしたいデキとなっています。まあ、シューティング初心者にはさすがに勧められないけど・・・(;・∀・)






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<wikipediaより>
セガエイジス2500シリーズ(SEGA AGES 2500シリーズ)とは、セガの過去の名作を2500円(税抜)の廉価版ソフトとしてプレイステーション2で発売するシリーズである。当初はSIMPLEシリーズで廉価版ソフトのノウハウを持つD3パブリッシャーとセガの合弁企業であるスリーディー・エイジスから発売していたが、Vol.16以降はセガからの発売となっている。



趣味のセガエイジス2500ご紹介シリーズ第2回は、レースゲームの古典を現代風にリメイクしたけど、むしろリメイクしないでシリーズ全部詰め込んだほうが良かったんじゃね?シリーズの(;・∀・)「モナコGP」です。



<概要>
・見下ろし型F1レースゲームの古典で、オリジナルは1979年のアーケード作品
・タイム制と残機制を合体させた斬新なシステム
・レーシングカーを余裕で抜き去るリリーフカーが登場
・爆発炎上
・自車を含め、無駄にポリゴン化。でも、恩恵を感じることは特にない。
・リメイク版のオリジナル要素で、車がジャンプする(!)など、もはやF1レースではなくなっている(*_*;


SEGA AGES 2500シリーズ第2弾のモナコGPですが・・・同タイトルの続編で、比較的知名度が高いと思われる「スーパーモナコGP」とは全くの別ゲーです(当たり前)
見下ろし型のF1ゲーというと、僕の年齢だとニチブツのF1サーカスなんかを想像しますが、見た目は確かに似てるんですけど、レースゲームと言うよりは、むしろ荒唐無稽なアクションゲームという印象を受けましたw



まず、システムですが、昔のゲームらしく、他車との接触=爆発炎上で、オリジナルのアーケード版だと、コーナリングがありません。
故に、プレイヤーは、広くなったり狭くなったりする(時にはトンネルもある)一本道のコースへの対処と、やたらいっぱい走ってるライバルカーの追い抜き、更に超速で後方から抜き去っていくリリーフカーへの対処が主に要求されるコントロールテクニックとなります。
これらは、殆どの場合ハンドルテクニックと言うよりは、反射神経がモノを言う作りになっているため、難度は非常に高いです。



また、本作の操作にブレーキという操作はなく、エンジンブレーキか、アクセルか、シフトチェンジか、の三択となります。
そして、アクセルボタンが方向キーの上という仕様のおかげで、ものすごく操作しづらいです。
このように、元が非常にシンプルなゲーム性のせいか、アクション要素を加えたアレンジ版が収録されており、アレンジ版の特徴として、コースに新たにコーナーが設置され、L1R1で自車を曲げることができまるようになっています!!
しかし、これも曲げる、というよりは、画面そのものが自車と一緒に回転する、という表現が正しく、非常にデジタルな操作性で、しかもブレーキングによる減速ができない仕様はそのままのため、コーナリング1つをするのも、結構な慣れと練習が必要となります(;・∀・)

次に、コース上に謎のコインが設置され、これらを取得することで加速することができたり、コース上にスロット式で超常現象を引き起こすアイテムが設置されてたりと、ヒゲの土管工によるカートゲームを連想させるシステムが加わっている他、極めつけに、レーシングカーが○ボタンでジャンプします!!ぽーんと!

とまあ、こう書いてしまうといかにも荒唐無稽な感じがしますが、実際このアクションが加わったお陰で、ゲームとしては面白くなっているのも事実であり、敵車を体当たりで破壊しつつ、敵車の体当たりはジャンプで華麗に避けて・・・とできるようになると、結構爽快だったりしますw



以上のことからも、なかなか誰得といいますか、非常に薦めにくい内容ではあるのですが、反対に考えればネタとしては面白いゲームです。
デキがすごくいいわけではないけれど、楽しみ方がわかれば複数でプレイする分には意外といけるかも?
まあ、このゲームがあったからこそ、名作「スーパーモナコGP」が生まれたと思えば、時代を感じる事ができるゲームとしては貴重といえるかもしれませんね。



F1ゲームは、今でこそゲームセンターでもあまりみなくなりましたけど、所謂ポリゴン系のレースゲーム全盛になる以前は、このセガのスーパーモナコGPだとか、ナムコのファイナルラップだとか、F1ブームもあってレースゲーといえばF1という時代は確かにあったと思います。
ちなみに、自分が初めて買ったメガドライブソフトも「アイルトン・セナ スーパーモナコGPⅡ」でした。これで懐かしいと思うのだから、オリジナルのモナコGPを知っている世代の人は、30年たった今、今作をどう思っているんでしょうかね・・・・。
めたくそ書きましたが、個人的に嫌いではないため、シングルプレイでも楽しめる遊び方があれば、教えてほしいなあ。。。





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<wikipediaより>
セガエイジス2500シリーズ(SEGA AGES 2500シリーズ)とは、セガの過去の名作を2500円(税抜)の廉価版ソフトとしてプレイステーション2で発売するシリーズである。当初はSIMPLEシリーズで廉価版ソフトのノウハウを持つD3パブリッシャーとセガの合弁企業であるスリーディー・エイジスから発売していたが、Vol.16以降はセガからの発売となっている。



趣味のセガエイジス2500ご紹介シリーズ第1回は、セガの誇る名作RPG「ファンタシースター」を現代風にリメイクした「ファンタシースター generation:1」です。




<概要>
・セガの名作SF RPG「ファンタシースター」の(当時)16年ぶりのフルリメイク作品
・女性主人公アリサの復讐を始まりとした、星をまたいで冒険する壮大な物語
・シリーズ伝統のキャラクター「ルツ」も登場
・当時話題を集めた「グリグリ動く3Dダンジョン」、「ダンジョンの中で開店するケーキ屋さん」など完全再現!w
・地上のエンカウント率が非常に高い


記念すべきセガエイジス2500シリーズ第一弾にして、セガの看板RPG「ファンタシースター」のリメイク作品です。
オリジナルの発売は、セガがまだハード屋をやっていた1987年。自社ハード「セガマークⅢ/マスターシステム」用のSF RPGとして発売され、当時としては目新しいSFをテーマとしたRPG、そしてぬるぬる動く3Dダンジョンが大きな話題となりました。




キャラクター監修・パッケージイラストを「ファンタシースターオンライン」のソニックチームが担当し、見た目はPSO風を目指したのがうかがい知れます。
アリサ可愛いっすなあ。女の子が主人公、というのも当時としては目新しかったですが、ソニックチームデザインのキャラクターは、大変洗練されていて美麗です。まあ、このキービジュアルと、実際の本編でのアニメ絵では大きな差があるのも事実なんですが(^_^;)




さて、本編ですが、基本的にはオーソドックスなジャパニーズRPGのスタイルを踏襲しています。
街中や、フィールドは2D移動で、やたらとエンカウント率が高いのが特徴(*_*;
ただ、一部のボス戦以外は逃げることがほぼできるので、必要のない戦闘は極力避けることも可能。
また、比較的地上の敵は硬い割に経験値が少なく、むしろ逃げること推奨という趣すらあります。



戦闘は、オリジナルが所謂コマンド戦闘だったのに対し、リメイク版はパーティーの後ろ姿を表示し、攻撃時アニメーションする「ファンタシースターⅡ」風の画面構成です。テンポは比較的良くて、アニメーションが苦痛ということはあまりない・・・かな。アリサやミャウなどの二刀流ができるキャラと、一撃が大きいタイロンのようなキャラで小気味良く戦闘を行えます。

戦闘のコマンドとして、1.たたかう、2.逃げる、3.AUTOの選択肢が最初にあるのですが、3.AUTOにしても1ターン全キャラが殴る、という固定行動を1ターン繰り返すだけで、次のターン時に再度同じ選択肢を選びなおす必要があり、あんまりオートじゃないです(^_^;)




ダンジョンは3Dで、移動は伝統のぬるぬるアニメーションで移動できます!・・・が、まあ、これも今となってはそれほど珍しいものでもないので、感動はないかも。
と、いうのも、本作のダンジョンはすべてポリゴン+テクスチャ。。。スプライト絵がヌルヌル動いた昔とは技術が違いますので、しょうがないというかなんというか。

3Dダンジョンといっても、洞窟ばかりじゃなくてしっかり建物内もありますので閉鎖的な印象はあまりないかな?
ちなみに、「アトラス」という有料アイテムを使用することで、100歩分オートマッピング機能を使用することができるので、3Dダンジョンは苦手で・・・という人(まあ、俺のことだけど)にも安心です。




かなりエンカウント率の高い地上と違い、ダンジョン内はエンカウントが低め、且つ敵キャラの強さと経験値のバランスがいいので、地上では逃げて、地下で稼ぐ、というのがこのゲームにおいては非常に効率がいいです。
なので、あまり経験値稼ぎの必要はなく、サクサク進行することが可能です。
全体を通して、非常にオーソドックスなRPGとしてまとまっていて、古き良き迷作を味わいたい、でも昔のグラフィックはちょっと・・・という人には、うってつけなのではないでしょうか。

ただ、今回久々にやってみて思ったのは、あまりにもフラグ管理がきつすぎて、街の誰かの話を聞き逃すだけでも一切イベントが進行せず、話が止まってしまうのはどうかと思いました。
例えば、町の人と会話することでダンジョンにボスが現れるフラグが立つイベントでは、1回だけじゃなく、2回3回と話しかけて、同じ事しか言わなくなって初めて次に移る、という癖を身につけるようにしないと、即効で積んでしまう恐れあり。一生ボスがでないという事態も考えられます。(フラグ立てればちゃんと出ますが、そのフラグがどこにあるのかわかりにくすぎるのも特徴です・・・幸いにも、町の人口自体がそれほど多くないので、総当たりで望めば突破口はつかめますが)

オリジナルの発売から、復刻版のメガドライブ版、セガサターン版コレクション、PS2フルリメイク版、PS2版コレクションと、Ⅱと並んで最もよく発売されている初代ファンタシースターですが、フルリメイクとして世に出ているのはこれだけですし、やる価値はあると思います。
オリジナルで美しさで話題になったサウンドは、好みはあるでしょうがよくアレンジされており、当時のファンも不満はあれどもそこそこ楽しめるかと。
攻略サイトを見ながらプレイすれば、割合サクサクいけると思いますので、機会があればぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。


<攻略サイト>
Generation Phantasy(更新終了)
うえぽんのゲームランド(generation:1の攻略サイトではありませんが、初代の攻略ページのマップなどは、ほぼ共通ですので非常に役に立ちます)




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